一般治療

PNF療法

PNF療法で、神経と筋肉のバランスを整えましょう

1930年代、当時「ポリオ」が世界的規模で大流行。その後遺症の神経麻痺改善が医学界の大きな問題となっていたとき、オーストラリアの女性による独自の治療法によって、神経麻痺改善に大きな効果を挙げていることがアメリカに伝わり大変な話題となりました。アメリカ医学会は其の女性を招聘、其のことをきっかけに、アメリカの当時は理学療法士(後に神経内科医)のハーマン・カバトDrによって医学会で発表されました。

1945年、ワシントンDCに「ハーマン・カバト、リハビリセンター」を開設し臨床を開始、その後カルフォルニア州オークランドに「カイザーカバト病院」を開設。此処を臨床の中心として活躍。後に、理学療法士マーガレット・ノットーDrに後進を託し、1968年マーガレット・ノットーDrによって「PNF」として世界に発信されました。しかしながらPNF確立を見ないまま、マーガレット・ノットーDr没後は其の確立を世界中の研究者の手にゆだねられることとなりました。

日本においては「春日スポーツ医学研究所」 春日啓先生も其の一人として研究を継承しています。また、医学的研究としては、アメリカの「カイザー病院」が中心となって臨床研究がされています。また、運動生理学の面にもPNFは波及しスタンフォード大学が中心となって「運動PNF」として其の研究がなされているところです。

人間のあらゆる行動は、脳から伝えられる神経の伝達命令により、生命が維持され、日常生活を営われています。PNF療法は、痛みを出している神経のみに働きかけ、脳から伝えられる神経の伝達命令を正常化させながら、患者さんの本来持っている自然治癒力を100%引き出し、その原因となっている神経伝達を、正常な働きに戻すと共に、筋肉の運動代謝性を高め、組織への血流を改善し、筋肉のアライメント(筋の正常なバランス)及び関節運動を改善させる手技療法です。

どのような症状に効くの?

炎症、痛み、シビレ、マヒ、筋の緊張や拘縮、関節の拘縮・強直や変形などからくる、諸症状に威力を発揮します。
炎症、筋の緊張、変形などの症状は、神経の流れを阻害する原因として考えられます。それらの原因により、痛みや痺れ、頭痛、めまいなどの症状として現れるのです。これらの症状は、正常な筋、関節運右派動の阻害因子になり、患者様が訴えられる肩が上がらない、腰が曲がってしまったなどの運動制限の原因(痛みや痺れによるものが9割を占めます)となります。
PNF治療の目的とは、痛みや痺れを出している神経を、正常な働きに戻し、筋肉の運動代謝性を高め、組織への血流を改善することにあります。

PNFテクニックについて

PNF治療イメージ

このテクニックは、(1)抵抗、 (2)伸長、 (3)圧迫、(4)圧縮、(5)牽引、の運動療法を筋肉、腱(スジ)に対して加える事によって関節可動域(ROM)を正常範囲に戻し、関節や筋肉に対してやさしく心地の良い負荷を与えながら無痛治療を基本に、患者様の満足にお応え致します。

治療中の注意事項について

治療中はどうぞ肩の力をお抜きになられてお受けください。
この治療法は、決して痛い治療ではありません。もし治療中に、 「痛み」、「痺れ」、「重苦しさ」などの不快なことがありましたら、遠慮せずにお申し付けください。